フェムケアについて
みなさんは、フェムゾーン(デリケートゾーン)のケアは、毎日していますか?
数年前からフェムゾーンをケアすることが勧められるようになり、フェムゾーン専用のソープやケア商品が店頭に並ぶようになりました。
今回はフェムゾーンケアの大切さと、適切なケアの方法についてお届けしていきます。
フェムケアって何
フェムケア(Femcare)とは、女性の(Feminine)ケア(Care)を組み合わせつくられた造語のこと。女性特有の問題をケアする製品やサービス全般のことです。
フェムゾーンは、お顔同様にケアしてあげることが大切。
更年期や更年期前後のフェムケア
更年期前後の女性は、個人差はあるものの、ホルモンバランスの乱れから不調が起こります。
女性の社会進出が進んでいく中、この時期の女性はQOL(生活の質)が下がってしまうこともあり、辛い思いをしている人も少なくありません。
フェムケアを取り入れることがQOLを向上させる鍵に。
更年期に役立つフェムケアの種類
- 給水ショーツ
尿や経血が漏れたりする心配を軽減。繰り返し使えて環境にもやさしい。 - コットン100%布ナプキン
お肌にやさしい天然のものを使うことで、刺激や摩擦を軽減させフェムゾーンを労わります。 - フェムゾーン専用ソープ
フェムゾーンに合わせた弱酸性のものが多く、皮膚が薄くデリケートな部位なのでマイルドな洗浄力。 - フェムゾーン専用保湿剤
フェムゾーンに合わせた低刺激なものが多く、保湿をしてあげることで、乾燥や肌のトラブルを和らげます。 - セクシャルウェルネス関連製品
潤滑剤やオイル バイブレーターなど、性をサポートする製品も女性の健康に繋がります。 - 骨盤底筋や膣のゆるみを鍛える製品
日常に簡単にとりいっられる製品が多く、種類も豊富です。 - 膣のレーザー治療 など
クリニックで行うレーザー治療。膣のゆるみや尿漏れなどの女性特有の悩みに。
様々な種類がありますね。フェムケアも、気軽に取り入れられる時代になりました。
更年期前後に起こるフェムゾーンのゆらぎ
フェムゾーンは「乾燥しやすい」「肌荒れを起こしやすい」などバランスを崩しやすい部位なのです。
- かゆみ
- におい
- 性交痛
- 尿漏れ
- 頻尿
- 膣の黒ずみ
- ゆるみ など
フェムゾーンのゆらぎは様々ですが、症状が起こる前に、予防としてケアすることが大切です。
早いうちから毎日のケア習慣を、おすすめしています。
更年期のフェムケア
お顔は毎日のケア習慣が基本ですね。
では、フェムゾーンのケアは毎日されていますか?
実際はまだフェムゾーンのケアは何もケアしていないという方が多い現状です。
では、実際どのようなケアが基本のケアなのでしょうか…
毎日のフェムゾーンのケアとは?
フェムケアに興味はあるけど「何をすればいいかわからない…」という方が多いでしょう。
まずは基本である「 洗う→潤す 」から始めてみましょう。
フェムゾーンは、専用のソープ・保湿剤を使用しましょう。
専用でない製品を使用すると、洗浄力の強いものや、お肌に合わない可能性もあるためです。
フェムゾーンを確認する
多くの女性が、自身のフェムゾーンをしっかり確認したことがないと聞きます。
フェムゾーンは排泄 月経 出産をする大切な部位です。ご自分の目でみて、手で触れて、もっと労わってあげてください。
まずは手鏡を使って、フェムゾーンを確認してみましょう。
あなたの小陰唇 大陰唇 尿道口 膣口 クリトリス 肛門が、どのような状態なのか、目で見て触れて覚えておきましょう。
定期的に確認することで、フェムゾーンの状態を自分自身で知ることができるのです。
フェムゾーンの洗い方
- ソープは泡立ててから使用すると良いでしょう。
- 泡ができたらフェムゾーンを撫でるようにやさしく手で洗っていきます。
- ヒダの間は汚れが溜まりやすい部分ですので、指を使ってやさしく汚れを取り除いてあげましょう。
- 膣内はソープでは洗わないようにしましょう。膣を保護してくれている良い菌が洗い流されてしまうためです。
- 泡がなくなるまで、きれいに洗い流してください。
フェムゾーンの保湿
- フェムゾーン専用ジェルやクリームなどのケア製品を使用します。
- 清潔な手で保湿剤を指先に取り、やさしく塗っていきましょう。
- マッサージするように、やさしく全体に保湿剤を塗ると良いでしょう。
- 毎日継続して保湿を続けましょう。
医学的にも「正しく洗う」「保湿する」ことは重要とされています。
フェムケア毎日習慣
初めてケアするとき「今までやってなかったのに大丈夫?」と思ってしまいますよね。
わたしもはじめはそうでしたが、今は乾燥することもなくフェムゾーンは順調です。
これから、フェムケアを毎日のバスタイムの習慣にしてみてください。
フェムゾーンの不調がないと、日常生活で出来ることも増えてきます。
エイジレスライフには、毎日のフェムケアも大切な習慣です。
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