みなさんフは、フェムテックという言葉を耳にしたことはありますか?
まだ知らないという方もいらっしゃるかと思いますが、フェムテックは近年注目を集めており、雑誌やWEBの記事などで特集が組まれていたりと、よく目にするようになりました。
今回は、そんなフェムテックについて、奥深く覗いてみましょう。
フェムテック(Femtech)について
フェムテックとは、女性のFemaleとTechnology(テクノロジー)を、組み合わせつくられた造語のことです。今までタブー視されていた女性特有の悩みを、解決へと導くサービスや商品全般を「フェムテック」といいます。
日本では女性の活躍・社会進出が推進される時代となりました。その様な背景と共に、女性の健康サポートするため、フェムテックが注目されるようになったのでしょう。
フェムテックのジャンル
- 月経
生理の悩みを抱えている女性が多い現状。生理期間を少しでも快適に過ごせる様、サポート製品などが注目されています。 - 妊娠・産後
身体の変化が大きい妊娠や産後ですが、この期間にやっておくと良いことなどの情報は、出産のサポートとなります。 - 妊活・不妊
妊娠・出産に向けた知識がクローズアップされていたり、不妊の支援セミナーなどが注目されています。 - 女性特有疾患
乳房や子宮や卵巣といった女性特有の病気になってしまった時の、サポート製品でお悩みを少しでも軽くするお手伝い。 - プレ更年期・更年期
閉経前後約10年、ホルモンバランスの乱れにより、生活に影響が出てしまうような不調を、色々な角度からサポート。 - 性の健康 (セクシャル ウェルネス)
性の健康は喜びへと繋がり必要であるとされる時代。タブーとされていた時代は過ぎ去り、認識も変わりはじめています。
フェムテック関連商品
実際にフェムテック関連の商品やサービスは年々増えていて、様々な商品やアプリなどを見かけるようになりました。
- 月経管理アプリ
- 生理吸水ショーツ
- フェムゾーンケア商品
- 月経用カップ
- 膣洗浄機器
- VIO対応脱毛器
- 乳がん術後のパットブラ
- 膣トレーニンググッズ
- 尿漏れショーツ
- 潤滑ローション など
様々な製品やサービスがあり、最近は本屋さんに行くとフェムテック関連のコーナーや、フェムテック商品を扱う専門店も見かけるようになりました。
フェンゾーンとデリケートゾーン
フェムゾーンとは女性器のことを指します。
少し前までは、女性器をデリケートゾーンと呼ばれていました。
今でもまだ、デリケートゾーンの呼び方に馴染みがある人の方が多いかもしれません。
しかし近年では、徐々にフェムゾーンと呼ばれ、浸透してきています。
デリケートゾーンからフェムゾーンに変化した理由
デリケート = 触れてはいけない
そんなイメージを持ってしまいますよね。しかしそれは間違いだからです。
女性器はお顔と同様に、自分の目で見て、手で触れて、ケアしてあげなくてはいけない部位なのです。この様なことから、デリケートゾーンではなく、フェムゾーンと呼ばれるようになってきています。
ケアをしないことのデメリット
女性特有の悩みを持っていても「恥ずかしいから人に相談できない」と放置してしまう人が多い現状。普段は見えない部位ですし、恥ずかしい気持ちを持ってしまうのはしかたがないことかもしれません。ですが、年齢とともにフェムゾーンも変化します。お顔が変化していくのと同様です。
「なるべく隠したい…」「あまり見たくないし…」「人に見せない部位だし…」と、隠して放置してしまうことで、様々な不調も出てきてしまうのです。
フェムゾーンの不調とは
ここからは、フェムゾーンの不快症状を見ていきましょう。
- 乾燥
- かゆみ
- 痛み
- できもの
- おりものトラブル
- ゆるみ
- 不規則な生理
- 性交痛 など
何もせず放置してしまうことで、このような様々な不調に繋がってしまうことも…。
フェムゾーンのケアと向き合う
じつは、まだまだフェムゾーンのケアをしていない人は多い現状です。
肌や口内のケア同様に、フェムゾーンもセルフチェックやケアをすることはとても大切。
何もせず放置していれば、年を重ねるとともに老化も進んでしまうでしょうし、トラブルも起きやすくなります。
フェムゾーンが老化すると、乾燥やかゆみ、性トラブル、頻尿や尿もれなど、様々な不調に繋がることがあります。そのため、放置はせずに、しっかり知識を持ってケアをしてあげてほしいのです。
私自身も、ケアを始めたのは数年前です。スタートは遅かったものの、やらないより少しでも早くフェムケアをはじめてよかったと実感しています。まだフェムケアを始めていない方は、この機会に、ご自分の未来のためのフェムゾーンケアを始めてみてくださいね。
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